top of page

 2016年の7月28日~8月4日に、ハワイでグローバルスクールが行われました。そこでは日本、フィリピン、アメリカ、インドネシア、ニュージーランドの生徒などがハワイ大学、イーストウェストセンターに集まって、ワークショップを受けたり、チームに分かれてそれぞれの地域の抱える地域課題を共有し、ディスカッションしたりしました。

 

 あるワークショップでは、「文化の持続性を保つためには」というテーマで話し合いました。海外の生徒と意見を交流することで日本では見ることができない世界の課題などを知ることができました。また、チームでの話し合いの結果を発表する場面もあり、すべて英語で発表するということにとても苦労しました。  

 また、ハワイの自然を守るボランティア団体のお話を聞くこともありました。この団体はネイティブハワイアンが守ってきた伝統的な自然を守る為に、土地開発や整備を進めようとする企業などに反対し都市開発を防いでいました。

 さらに、平和学習としてパールハーバーへ行きました。そこでは真珠湾攻撃の生存者のお話を聞いたり、アリゾナ記念館へ行ったりしました。正直最初は、日本が犯した事件を直視することが怖かったです。しかし「決して日本の人々が悪いのではない。悪いのは戦争だ。大切なことは一人でも多くの人がここへ訪れ平和の大切さを知ることだ。」とおっしゃっていて、過去に向き合うことの大切さを改めて知りました。  

 各国の文化を紹介する時間もありました。私たちは、折りづるの折り方を紹介して、それに込められた平和への思いや佐々木禎子さんについての話をしました。また、けん玉、お手玉、竹トンボ、こま回しなど日本の伝統的な遊びを遊びました。 ニュージーランドの生徒は先住民マオリ族の伝統的なダンス「ハカ」を披露していました。また、アメリカの生徒はダンス、フィリピンの生徒は民族舞踊、インドネシアの生徒は影絵と民族舞踊を披露していました。どれも自分の国への愛を大きく感じるもので素晴らしかったです。

bottom of page